Leadership
「採用基準」という本を読んだ
著者は、マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた人
この方曰く、マッキンゼーが求める人材は、今の日本社会が必要としている人材と全く同じであるという
そもそも、マッキンゼーとは、マッキンゼー・アンド・カンパニーの略でアメリカのコンサルティング会社
入社が難しい企業ランキング常に世界一
次元違う
そんなマッキンゼー様が最も採用するのに重要視するもの
学歴や地頭ではないという
それは
リーダーシップであること
リーダーシップってなんぞや
リーダーシップとは
集団の目標や内部の構造の維持のため,成員が自発的に集団活動に参与し,これらを達成するように導いていくための機能。この機能は,一方で成員の集団への同一視を高め,集団の凝集性を強める集団維持の機能を強化させるとともに,他方で集団目標の達成に向って成員を活動せしめる集団活動の機能の展開を促すということにある。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)
リーダーシップは、カリスマリーダーとは違う
カリスマリーダーは、他とは違う何か特別な才能を持った人が持つ資格であるが
リーダーシップは皆が持つものである
日本の社会は、日本の文化からもあってか上下関係を崩さないために意見を言わなかったり、カリスマリーダーや上司の意見通りに動くシステムでできている
あーたいへんたいへん
それは、出しゃばるのに負い目を感じたり、出る杭は打たれるというように組織の和を大事にする風潮があるからだ
こういうのでグチグチ言う人は好きになれない
しかし、著者はそのような体系を自国の文化として尊重はするがビジネスとしては批判している
皆がリーダーシップを発揮できればよりよい体系が作られる
それはそれぞれの役割がリーダーシップを発揮する、つまり自分の役割の軸を先端にすること
そうすれば、それぞれがリーダー視点でものを見ることができ、よりよい議論が可能になるという
こういったマッキンゼーの実例には、口を塞ぐことができない
もちろん英語、地頭は必須
だけど、今求められている「リーダーシップ」は、欠かせない重要な要素なのだ
今日はゼミの面接も通ったし
「リーダーシップ」、発揮できればいいな
なんて。