刺激と反応の境
7つの習慣という本を読んだ
これは、スティーブン・R・コヴィーさんの超有名ベストセラー本である
この本のタイトルは誰しもが見聞きしたことがあるのではないであろうか
簡単に要約すると、人間の本質には、肉体、知性、心情、精神の四つの側面がある
このバランスを原則に基づいて常に良好な状態であるには、人格の成長に不可欠な私的成功に加えて公的成功、再新再生の習慣を含めた7つの習慣を必要とする
7つの習慣とは
私的成功ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1「主体的である」Personal vision
2「終わりを思い描くことから始める」Personal leadership
3「最優先事項を優先する」Personal management
公的成功ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4「Win-Winを考える」Think Win/Win
5「まず理解に徹し、そして理解される」Seek first to understand,Then to be understood
6「シナジーを創り出す」Synergize
再新再生ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
7「刃を研ぐ」Shappen the saw
だ
この7つの習慣を実践すること
(人格を磨き、原則中心のパラダイムシフト=「インサイド・アウト」による視点)
で、依存から自立、そして相互依存へと導くプロセスを掴み、よりよい有意義な人生を送ることができる
僕が、500ページある本を読んだのは初めて...
ずーっと放置してたけど、改めてもう一度最初から読み直した
読んでみて、自己啓発本って当たり前なんだよね
当たり前なんだけど「当たり前にできてない」
特に、第1の習慣の「主体的である」のテーマの中にある
刺激と反応の間には選択の自由がある
という内容が
考えたことなかった発想で、面白かったんだぞい
つまりこれは、外部から何か刺激を受けた時、
そこで自分がどう反応するかは自分自身で決まるということだ
誰かに蹴られたとき(刺激)に、男なら喧嘩腰(反応)
誰かに蹴られたとき(刺激)に、女なら快感(僕は怒りますよ・反応)
こんな例は、おいておいて
僕たちは、自分の身に起こったことで傷ついたことを、
他人つまり外部に原因を探ろうとし評価をする
しかし、結局その他人というのは、自分自身の投影であり、
自分が原因であることに気づかなければ、
そのループからは抜け出せず、
自分の価値観は一向に安定しない
ついこの間の例
僕は、部屋を綺麗にしていない妹に何度もきれてしまった
「いい加減にしろよ、頭にくる」
しかし、この本を読んでよくよく考えてみれば
「いい加減にしろよ、頭にくる」←人の感情を、自分の力で抑制できない
そう、感情に流される自分は、反応的な言葉を使うことによって、
自分の反応を感情に任せ、責任を放棄した
これは、自分の主体的価値観を失ってしまっている
客観的に自分をとらえ、衝動を抑え、自らの価値観に従って行動する能力を持ってこそ主体的と呼ぶことができるからだ
こんなの例をあげれば、キリがない、腐るほどある
「~できない」 とか 「~しなきゃいけない」 とか 「~だったら」
このテーマは、外部に影響されず、主体的に行動していく人間としての原則による基礎
これはテーマのほんの一部
残りの480ページはよろしくお願いします
こんなふうにして色々なテーマが続いていくわけだけど
やっぱり読んでおいてよかったなって心の底から思う
意識をしていないのと漠然とでも理解し意識しているのとでは
自分自身においても対人関係においても大きな差があると思うからだ
ぜひ読んでほしいな~